パリサンジェルマンに所属するネイマール選手ですが、近年はケガに悩まされています。
2022カタールワールドカップでも右足首を負傷したことは記憶に新しく、直近では2023年2月19日の試合中に負傷、途中交代を余儀なくされています。
近年怪我の多いネイマール選手ですが、ケガの状態や過去の故障などが気になる方も多いでしょう。今回はネイマール選手の「現在のケガの状態」と「過去の故障」をまとめました。
- ネイマール選手のケガの状況
- ワールドカップでのケガとの関係
- 過去の故障
- 復帰の見込み
ネイマール選手は2月19日に行われたリーグ戦にて右足首を負傷したことがわかっています。今回のケガがどのようなものなのか、長期の離脱になるのか見ていきましょう。
ネイマールさん負傷により交代
— バモスアオブラジル (@camisa8BRASIL) February 19, 2023
泣きながらピッチを後に
これは心配だな。。 pic.twitter.com/NbWrDVbEHZ
ネイマール選手は2023年2月19日に行われたフランスリーグ第24節リール戦の後半に右足首を負傷。クラブの発表によると右足首靭帯損傷ということがわかっています。画像を見ても分かる通り、右足首が90度に曲がっています。
後半開始早々、味方からの縦パスをセンターサークル付近で受けると敵MFバンジャマン・アンドレに背後から厳しいタックルを受け体勢を崩し右足首をひねり転倒。そのまま担架で運ばれ、ピッチを後にしました。
公式戦3連敗中であったチームにおいて大事な一戦。ネイマール選手自身も前半に1ゴールを決める活躍でしたが、負傷による交代で目には涙も浮かべていました。
2022年ワールドカップでの怪我との関係
ネイマールはワールドカップの怪我と同じ足首 pic.twitter.com/Mb6a0Dud54
— フランス・フットボール 🇫🇷 (@FrancefootJP) February 19, 2023
ネイマール選手は2022カタールワールドカップにおいても負傷をしています。11月24日に行われたグループリーグ第1節のセルビア戦。
2-0とブラジルリードの後半80分にDF二コラ・ミレンコヴィッチのタックルを受け、右足首を負傷しています。
その後のグループリーグ2試合は欠場しますが、12月5日に行われた決勝トーナメント韓国戦にて復帰し1ゴール記録。
12月10日の準々決勝クロアチア戦でも延長戦を含む120分間プレーしゴールも決めており、ワールドカップでの負傷は軽傷だったと思われます。
しかし、今回負傷した右足首はワールドカップで負傷した個所と同じであり、同様に内側にひねったことで負傷しています。
ねん挫による靭帯の損傷は完全に治りきっていない状態で負荷をかけすぎてしまうと、靭帯が緩いままになってしまうため、再発してしまう恐れがあります。
全サッカー選手の夢の舞台であるワールドカップであるため、完治を待たず無理をして出場していた点は否めません
ネイマール過去の故障
ネイマールの足首の腫れえぐ
— Lee (@wildsoccerspeed) November 26, 2022
こんなの見たことないんだけど
#FIFAワールドカップ#Brazil #Neymar pic.twitter.com/cJ7wD6iWnV
怪我をした年 | 怪我の内容 |
---|---|
2014年7月 | 腰椎骨折 |
2015年12月 | 左足内転筋負傷 |
2017年9月 | 右足首ねん挫 |
2018年2月 | 右足第5中足骨骨折 |
2018年11月 | 股関節負傷 |
2019年1月 | 右足首ねん挫 |
2019年1月 | 右足第5中足骨骨折 |
2019年6月 | 右足靭帯断裂 |
2019年10月 | 左太もも負傷 |
2020年10月 | 右太もも負傷 |
2020年12月 | 右足首ねん挫 |
2021年2月 | 左内転筋負傷 |
2021年11月 | 左足首靭帯損傷 |
2022年11月 | 右足首負傷 |
2023年2月 | 右足首負傷 |
ネイマール選手は2017年にPSG移籍以降ケガが多く、1年間を通して活躍ができていません。ネイマール選手の過去の故障をまとめてみました。
近年、ケガが多いことがわかります。ケガの多くは相手選手からのファールによるものです。
ドリブラーの選手はファールを受けやすい傾向にありますが、その中でもネイマール選手の被ファール数は断トツ。
2016年〜2021年まで6年間のリーグ戦で受けたファールの数はなんと1040回!2位のリオネル・メッシ選手が839回となっており、出場試合数からしても非常に多いです。
ネイマール選手はボールを長く持つ傾向にあり、ボールも取られにくいのでフラストレーションの溜まったディフェンダーのアフターチャージによる危険なファールによる負傷というケースも見られます。
とはいえ31歳の現在も世界トップクラスの選手であることは変わらず、年間を通して活躍できればバロンドールを受賞できる実力は兼ね備えており、華麗なテクニックで世界中を魅了できるはず。
ブラジルの至宝であるネイマール選手が何度もケガで離脱するのはファン、サポーターにとっては寂しいものがありますよね。
復帰の見込み
靭帯系のケガはクセになりやすく、年齢を重ねるにつれ回復にも時間がかかってしまうため、自身のプレースタイルを見直す必要があるのかもしれません。
現在の負傷は診断の結果、右足首靭帯の損傷と発表されていますが、復帰の見込みは未定です。足首靭帯のケガは軽傷でも2~3週間ほど復帰にかかると言われています。
右足首靭帯を複数回負傷しているので、今回は無理をせずにしっかり完治させ万全の状態で復帰してほしいですね!
ネイマールの経歴をふりかえる
セレソンの #FIFAWorldCup での栄光を再び取り戻せるか?🇧🇷
— FIFAワールドカップ 🏆 (@FIFAWorldCup_JP) November 9, 2022
ネイマールは過去のレジェンドたちが成し遂げたW杯優勝を目指します 💫 pic.twitter.com/Sxc63Zsqhd
現在パリサンジェルマンはフランスリーグのトップに君臨しており、各国の代表選手が在籍し直近10年間で8回のリーグ優勝を果たしているフランスリーグの王者となっています。
現在、リーグアンでも大差をつけて首位を独走しています。スター選手ぞろいのPSGの中でも世界的に有名で、チームの顔でもあるブラジル代表ネイマール。
ブラジル人独特のトリッキーなドリブル突破、一瞬で裏を突くスピード、抜群のキック精度から放たれるシュートやパス、更にはフリーキックの精度も高く、すべての攻撃的スキルを世界トップの水準で兼ね備えたスーパースターです。
ネイマール選手は18歳という若さでブラジル代表に選出されW杯には3度出場。2023年2月現在、代表通算77ゴールはサッカー界のレジェンド・ペレに並ぶブラジル代表歴代トップのゴール数です。
クラブチームではブラジルの名門サントスFCから世界を代表する強豪クラブFCバルセロナへ、その後PSGへと移籍し現在までゴールを量産し続けています。怪我を克服して、まだまだゴール数を伸ばしてほいです。

ブラジルの至宝ネイマール選手の負傷状況についてまとめました。今回負傷した右足首靭帯損傷はW杯の時と同じでクセになりつつあります。
ケガの回数も年々増えており、1年間を通してネイマール選手の活躍が見れないのはつらいですね。
- ネイマール選手の負傷したのは右足首でW杯で負傷した個所と同じ
- 近年故障の増加
- 復帰は早くても2~3週間
近年ケガに悩まされているネイマール選手ですが、実力はいまだに世界トップクラス。31歳と老け込むには早い年齢で、ケガさえなければ次回のW杯も十分に狙えます。
ネイマール選手のプレーには見るものを引き付ける魅力がありワクワクしますよね。ケガからの復帰とこれからの活躍に期待しましょう。
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