リバプールがスカウトする日本人は誰?起用はいつになるか

リバプールへ移籍する日本人

世界一のフットボールリーグとされているプレミアリーグ。その中でもリーグ優勝19回を誇る名門リバプールです。

本記事では世界トップクラスのリバプールで日本人選手獲得の噂がありますので情報をまとめています。

本記事の内容
  • リバプール獲得予定の日本人選手
  • 現在のクラブチームでの活躍
  • 獲得を狙っているクラブチーム
  • リバプールで活躍した日本人

リバプールのスカウトが目をつけている日本人選手は現在オーストリアのLASKリンツで活躍しているフォワード中村敬斗選手。

ブライトンやリバプールがスカウトに来たことで各国のクラブチームが注目を集めており、どこに移籍するのか話題となっています。

リバプールが熱視線を送るのは中村敬斗

名前中村敬斗(なかむら けいと)
出身千葉県
生年月日2000年7月28日
所属クラブオーストリア・LASKリンツ
ポジションFW

今シーズンは去年までとは打って変わり不調に陥っているリバプール。冬の移籍市場でオランダ代表FWコーディー・ガクポを獲得したリバプールですが、怪我人や主力選手の高齢化などが多く、補強が必要と言われています。

英紙『リバプールエコー』がブライトンの三苫薫を例として挙げ、「リバプールは価格が急騰する前に、次の三苫薫と称される選手と契約する絶好のチャンスがある」とし、中村の獲得を急ぐべきだと提案。

今シーズンは怪我人が非常に多いリバプール、左ウインガーが必要と言う声が多く、ブライトンの三苫薫も獲得候補に挙がっているが、中村の方が移籍金が安いこともあり、中村を獲得する動きがあると言われています。

中村敬斗の経歴、LASKリンツでの活躍

中村敬斗は小学生時代からサッカーをしており、小さい頃から目覚ましい活躍をみせています。以下は中村選手の経歴になります。

経歴
  • 小学生:柏レイソルFCジュニア
  • 中学生:三菱養和SC
  • 高校生:ガンバ大阪と仮契約
  • 2018年ガンバ大阪に入団
  • FCトゥエンテ
  • シント=トロイデン
  • FCジュニアーズ
  • LASKリンツ

2017年、高校2年の時にU-17ワールドカップのメンバーに選出され、初戦のホンジュラス代表戦ではハットトリックを決めるなど4ゴールを奪い、チームの決勝トーナメント進出に貢献。

代表での活躍もあり各クラブの争奪戦になりましたが、ガンバ大阪に入団しています。

2年目の2019年にはルヴァンカップのニューヒーロー賞に選出され、夏の移籍市場でオランダ1部リーグ所属のFCトゥエンテへレンタル移籍と若くして海外リーグ挑戦を果たします。

ですが、リーグ後半戦に入ると出場機会が激減し、2020年トゥエンテとの契約を1年残しながらも退団。

その後、ベルギー1部のシント=トロイデンに期限付き移籍しますが出場機会に恵まれず、わずか半年で退団。2021年2月にはオーストリア2部のFCジュニアーズに期限付き移籍。

同年8月にオーストリア1部で現在所属しているLASKリンツに完全移籍しています。今シーズン公式戦は18試合出場11得点、6アシストを記録と、素晴らしい戦績を残しています。

中村敬斗のプレースタイルと強み

中村選手の特徴はスピードを活かしたドリブルとシュート精度です。主戦場は左サイドで、ボールを受けると果敢にドリブルで仕掛けることができます。

シュート精度も高く、ガンバ大阪時代に当時のレヴィー・クルピ監督に『チームで1番シュートがうまい』と評されたほどで、フリーキックのキッカーを任されることもあります。

ウイングとしての足を活かしたドリブル突破やカットインからの正確なシュートを武器にしています。

ブライトン獲得の話は?

イギリスメディアではブライトンが昨年11月に中村選手をスター候補としていると伝えており、獲得に関心を示しています。

ブライトンは補強戦略として「まだ知られていないが才能のある選手を発掘」し、チームとして育て上げビッグクラブに移籍させるという戦略を取っています。

その移籍金を元にまた新たな才能のある選手を獲得というサイクルを構築しているが、今シーズン主力選手だったベルギー代表FWレアンドロ・トロサールがアーセナルに移籍。

そのための補強として、ネクスト・ミトマとも期待される中村を獲得候補として挙げていると話が出ています。

【中村敬斗の獲得に乗り出しているクラブチーム】

・オランダのPSV

・ベルギーのヘンク

・フランスのSランス

・ドイツのアウクスブルグ

ブライトン以外にも多数のチームがスカウトを送っていますが、今シーズンはLASKリンツに残留することが決定。

来シーズン以降は上記のチームを含む、様々なクラブの争奪戦の可能性があるが、中村自身はオーストリアとスタイルが近いドイツ・ブンデスリーガへのステップアップを希望しています。

リバプールで活躍した選手

リバプールに所属したことがある日本人選手はこれまでに唯一人、昨シーズンまで所属していた南野拓実選手がいます。

南野はオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに所属しており、2019年10月2日に行われたCLグループステージ第2節リバプール戦にて、ダイレクトボレーを決めるなど1ゴール1アシストと活躍。

リバプールの一部選手が、南野の獲得をクラブへ進言したことなども報道され、同年12月19日にリバプール加入で合意し、2020年1月1日入団。

リバプールでは強力3トップの前になかなかスタメンとして出場は出来ず、サウサンプトンへのレンタルを経験。2021-22シーズンにはリバプールの公式戦24試合で10得点1アシストという好成績を収めた。

2022年6月28日にはフランスリーグアンのASモナコへ完全移籍。南野移籍の際にクロップ監督は以下のようにコメントを残しています。

偉大なプロフェッショナルで、スーパーで、才能を持った選手だ。人としても温かさに溢れ、みんなをポジティブにしてくれた。正直、監督にとっての“夢”だった。ここでうまくいかなかったと考えている人は確かにいる。だが、それは間違いだ。私はそのことについて受け入れられない。彼の貢献度は、私たちが先発出場として与えた機会よりもはるかに大きかった。出場した試合だけでなく、すべてのトレーニングにおいて、毎日より良いものにしてくれた。パーフェクトな姿勢であり、勝者のメンタリティーだ

南野に対する感謝と成功を願う気持ちを言葉にしていました。

現在、所属するモナコでは「戦術理解よりも個の力が求められる」というリーグなので、なかなかスタメンに定着出来ていません。リーグ後半からの巻き返しが期待されています。

中村敬斗リバプール移籍は2023年の夏か

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今シーズンはLASKリンツに残留することが決定しているため、中村選手が移籍する時期は、今夏の移籍市場となる可能性が高いです。

仮にリバプールに移籍を果たした場合、主戦場とする左サイドにはオランダ代表のガクポ、ウルグアイ代表のヌニェス、コロンビア代表のディアスらとのポジション争いとなります。

中村選手と同じタイプの選手はおらず、十分ポジション争いができると思います。左サイドに中村選手、右サイドにサラーの両サイドが実現するとワクワクしますね。

移籍先がリバプールではなかったとしても欧州の強豪クラブに移籍する可能性は高いです。中村選手の動向に注目していきましょう。

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